九州へ…現実逃避の孤独旅 (part13)





 球磨川沿いを走行して、次の停車駅の段駅に近づくと、このような建造物が。
これは、九州新幹線の高架橋です。本当に、もう新幹線が走ってきてもいい感じです。
新幹線は、時速260kmで走行予定なので、この球磨川を渡るのも一瞬なのでしょうね。
 海を見て走るのもいいものなのですが、このように川を見ながらの走行もいいものです。
この球磨川は三大急流の一つといわれております。八代を出てほんの数分でこのような川になってしまいますので…
 坂本駅に着きました。ここは、急行「くまがわ」も停車する駅です。
見ている限り、大きな集落がありました。
 このように、肥薩線には、駅の由来や説明がありました。
列車はのんびりと球磨川に沿って走行します。午後のけだるい時間が流れて行きます。
 ここは、白石駅です。
ここで、対向列車行き違いのため、10分間停車しました。
このあたりの球磨川は流れが急になっておりました。

この停車時間、数少ない乗客は、外に出て、空気を吸ったり、たばこをくゆらしたり、穏やかな時間が流れました。
 対向列車が来ると、即発車となりました。
これが、列車内です。転換クロスシートとなっており、快適です。

 14時15分、人吉駅に到着しました。
肥薩線はなかなか楽しめた路線でした。早速下車して、観光をします。
 人吉から先にも路線は続きますが、先の方は本数が激減しています。
画像にあるように、いざぶろう号が肥薩線の人吉から吉松までの観光列車となります。また、乗りたいのですが、今回は、人吉散策にします。
 駅前には、こんな形をした、時計台があります。

まずは、レンタサイクルをするので、駅にある観光案内所でレンタサイクルの場所を聞き、行ってみることに…
 こちらは、くまがわ鉄道の車両です。
人吉から湯前まで、くまがわ鉄道が走っております。こちらも本数が少ないので、リベンジですね。

実を言うと、観光案内所の人が間違った案内をしたため、レンタサイクルを探すのに20分以上もかかり、貴重な時間を失ってしまいました。

無事にレンタサイクルを見つけ、早速サイクリングに…
しかし、時間が無いため、散策する時間がほとんど無かったです。
レンタサイクルの人が「1時間も無いんだけど、良いのか?」と言われましたが、仕方ありません。1時間以内でも、借りたほうが良いですからね。
 自転車で突っ走ると、球磨川に出ました。
人吉盆地ですので、川の流れも穏やかになっております。しかも天気が良いので、川をのんびり見ててもよかったのですが、時間が無いので、すぐに橋を渡ります。
 きたのは、人吉城跡です。
まえに、人吉にきたときは、温泉のみだったので、どうしても行きたかった場所です。
球磨川の目の前にあります。
 このように、石垣がたくさんあります。
人吉城跡は、なんだか広いみたいです。
 途中、自転車では、いけない場所でも、強引に突っ切りました。
列車の時間がない上の行動です。地元の人も自転車で乗り入れていたので、良いかなと思いました。
 これは、御下門跡です。
人吉城も門などがたくさんあり、難攻不落だったのでしょうか?
 途中で自転車をおいて、本丸跡にきました。
階段をひた走り、なんとかここまで来ました。でも、整備をしているらしく、ロープなどがたくさん張られていました。
 本丸跡は、高台にあるので、このように人吉の町並みが見えます。
とりあえず、また降りていきます。
 再び、球磨川の堤防にきました。
時間がなくなったので、ダッシュで自転車をこいでいくことに…
本当は、この川を見ながら、休憩をしたかったのですが…

橋を渡るときに、地元の小学生から、挨拶をされ、驚きました。
わたくしも挨拶をして、小学生に聞こえない声で、「君は立派な大人になるよ、今のままならね」と言ってしまいました。




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